羊プラセンタとは?
羊の胎盤はヒトの胎盤と状態が似ているので人間の体質になじみやすく浸透性がいいと言われている羊プラセンタ。アメリカやヨーロッパでは人気の高いにも関わらず日本での流通量は少ない為、羊プラセンタの情報量が少ないのが現状です。
なぜ日本での流通量が少ない?
国内製造禁止

羊プラセンタが国内であまり流通していない理由には狂牛病の発生が大きく関係しています。
狂牛病の発生を受けて、厚生労働省は狂牛病の病原体であるプリオンの蓄積が多いとされる臓器の利用を禁止しました。例えば、牛の頭部や脊髄、胎盤などは牛肉として流通する前に取り除かれています。
こうした理由により、狂牛病が発生する以前まで日本では牛のプラセンタが使用されていましたが、現在は牛プラセンタや羊プラセンタの国内での製造が許可されていません。
羊なのに狂牛病がなんで関係あるの?
羊は牛と同じ有蹄類(※1)かつ反芻動物(※2)であるため、羊も狂牛病に似た病気(=スクレイピー)にかかる心配があるとして、羊プラセンタは日本で製造されていないのです。牛や羊だけでなく、山羊や鹿、らくだなどの胎盤も原料として使用してはいけないと定められています。
※1 有蹄類:ひづめを持つ哺乳類のこと。
※2 反芻動物:食物を口で咀嚼して胃に送っ後、再び口に戻して咀嚼することを繰り返しながら消化活動を行う草食動物のこと。
輸入はOK
羊プラセンタの国内製造はできませんが、狂牛病が発生していないオーストラリアやニュージーランドから商品や原材料の輸入は許可されています。
実は一番安全な羊プラセンタ
羊が発症することはほぼ0%
実は狂牛病やスクレイピーの発症は、死亡した牛や羊の肉を加工した飼料を、飼育している牛や羊に与えていたことが原因の一つと考えられています。そのため、広い草原の中で飼育され、厳しい基準をクリアした飼料だけを与えられている羊がスクレイピーを発症する確立はほぼ0%と言ってもよいのです。
ニュージーランドが国をあげて羊の安全面を対策している

ニュージーランドは羊の頭数が人口よりも多いことで有名ですが、ニュージーランドで育てられている羊たちは世界動物保険機関の安全基準が世界でトップクラスとなっています。ニュージーランド政府は、羊の飼育に関する環境の安全基準が厳しく、餌である牧草はもちろん化学肥料は不使用です。その結果、ニュージーランドでは狂牛病やスクレイピーなどの病気の発生がまったくありません。
ニュージーランドの大自然に自然放牧されるストレスフリーな育成環境で、オーガニックの牧草を食べて育った羊から採取されたプラセンタは非常に安全であり、栄養価も高いと言えるのです。
羊プラセンタのメリット
羊の体重や1度に出産する数は人間と同じくらいであるため、羊の胎盤は人間の胎盤が果たす役割と似ており、羊プラセンタのアミノ酸組織は人間と非常に似ている性質を持っていると言われています。
そのため、羊プラセンタは豚や馬などの他の動物性プラセンタよりも体に馴染みやすく、肌へも浸透しやすいという特徴を持っています。また、摂取時に免疫反応やアレルギー反応が起こりにくいと言われています。
羊は他の動物に比べると体が丈夫で免疫力が非常に高い動物だということが分かっていおり、周囲の影響によるストレスを受けにくく病気にもかかりにくいため、羊プラセンタの安全性はばっちりです。
羊プラセンタを使用する際の2つの注意点
原産国を確認する
羊プラセンタを購入する際には、どこで製造された製品なのか必ずチェックするようにしましょう。狂牛病が発生していないオーストラリアやニュージーランド産のものならば安全性と言えます。
プラセンタ商品は世界中で作られています。その中には、個人使用を目的として海外から持ち帰ったり取り寄せたりした商品もあります。安全管理が厳しくない国の製品ほど、狂牛病やスクレイピーを発症するリスクは高くなると言っても良いでしょう。
合法に製造された製品かどうかを確認する
プラセンタは個人使用が目的ならば輸入や持ち帰りをすることが可能です。それが、オークションや個人の売買サイトなどで違法に販売されている可能性もあります。安いから珍しいからといった理由だけで購入するのではなく、プラセンタの購入は安全面を考慮して慎重に行うようにしましょう。
例えば、二ュージーランドから輸入された羊プラセンタを買う場合には、ニュージーランド食品安全省の認可を受けた工場で製造されているかやニュージーランド農水省の厳しい検査を通過した製品かどうかなどを確認した方が良いです。